2015年01月26日(月) [相続あれこれ]

遺言書を書くタイミング

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「遺言書」というと、

「縁起でもない!」

ととらえる方は多いでしょう。

自分には関係ない、と思っている方もいるでしょう。

まあ、いずれその時が来たら、と思っている方もあると思います。

では、その時はいつか?

不治の病に侵された時?

ある程度の歳になった時?

「遺言書」は必ずしも「この世のお別れ」に際し、書くものではありません。

「この世のお別れ」がいつ来るかは誰にもわかりません。

書くタイミングについてはいろんな考え方があると思いますが、

ひとつのきっかけとしては、

財産の整理をした時があると思います。

いろんな節目、節目でこれからどうやって貯めていこうか?

どうやって使っていこうか?

財産の棚卸しをし、これからの計画を確認することがあると思います。

その時に、突然この財産が宙に浮いたら、どうするか?

を考えてみてはどうでしょうか?

法定相続分通りに平等に、と考える場合はよいのですが、

財産の内容によっては分けるのが難しいものもありますし、

自身を支えてくれた人には違う割合で、と考えるのは自然な想いです。

誰にどのように使ってもらったらよいか?

そのような受け継ぎ方で誰かが困ったりしないか?

いろいろ思いを巡らせ、具体的な手続も考えると、

気になることも出てくると思います。

遺言書の内容は、全部の財産を網羅する必要はありませんし、

遺言書は何度でも書けます。

気になったそのタイミングで、気になった財産だけでも書かれてはどうでしょうか?

「本当はどうしたかったんだろう?」

と遺された者が考えるのは時として大変大きな負担となります。

受け継いでもらう人達への思いやりとして、

思いついたその時点で書くことをお勧めします。

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